楽天がNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクに続く「第4の携帯キャリア」への参入を正式発表しました。
総務省が2018年1月から2月頃に新たに1.7GHz帯と3.4GHz帯を携帯電話事業用として割り当てる方針であり、新しい周波数帯が解放されることを受けて楽天が新事業者として名乗りをあげたようです。
新しく携帯電話事業者が参入するということは、我々ユーザーにとっては「競争により価格が下がる」ということが期待できます。
しかし、過去に新規参入したソフトバンクはそれまで事業を展開していた企業を買収し、既存の設備を得た上で参入しましたが、楽天は全くのゼロからのスタートです。
まずは要となる基地局の建設、そして店舗網の拡大と前途は多難のように感じます。
現在は大手3社に加え、MVNOという大手の回線を借りて格安でサービスを提供している業者も多数あります。
楽天も「楽天mobile」というMVNOを運営していますが、KDDIが傘下に「UQモバイル」や「BIGLOBEmobile」を持っているのと同じように、自前の基地局を持つ大手キャリアとして、対面販売や質の高い回線網といった高価格帯のサービスを提供し、楽天mobileで価格重視といった現在の格安SIMのニーズを取り込む戦略なのではないかと思われます。
新規参入ということですから、2019年のサービス開始時には大々的なプロモーションとびっくりするような料金プランが出てくるのかなと少し期待もしています。
いずれにしても、選択肢が増えるのはユーザーとしてはいい事ですね(^-^)
でも、私が一番気になるのは「サービス開始時の端末ラインナップ」です。
果たして「iPhone」があるのかどうか。
日本のiPhone人気は世界的に見ても異常なほどです。
iPhoneがラインアップに無いと、その段階で楽天を選ばない人が多いのではないでしょうか。
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